設備のご紹介
機器のご紹介
X線一般装置
胸部、腹部や全身の骨など多岐にわたる部位のX線撮影を行います。
当院の一般撮影はCR(コンピューテッドラジオグラフィ)装置を使用しており、検査画像はデジタル化されています。
デジタル画像は画像データを任意にコンピュータ処理することができるため、従来のX線フィルムに比べ、より優れた放射線画像が提供でき、診断能の向上を図っています。
撮影台には立位ブッキー、臥位ブッキーが設置されております。

X線一般装置
X線ポータブル撮影装置
X線撮影室に行くことのできない移動が困難な患者の皆様のために使用する移動型のX線撮影装置です。

X線ポータブル撮影装置
X線骨密度測定装置
骨粗鬆症の診断および治療効果の判定に最も多く使用されている微量のX線を腰椎測定部位に照射し、腰椎の骨量を測定するDXA法(デキサ法:二重エネルギーエックス線吸収測定法)を用いた骨密度測定装置を採用しております。
腰椎以外でも患者さまの病態に応じて、股関節や前腕骨での測定も可能です。
極めて少ないX線を利用しているので女性の方でも安心です。
仰向けにベッドに横になるだけで息止めなども必要なく、痛みもなく簡単に測定できます。

X線骨密度測定装置
診断用X線TV装置
バリウムを飲んで造影を行う上部消化管透視(食道、胃)や、その他の造影検査を行います。診断用X線TV装置はFPD(Flat Panel Detctor)搭載型を採用しており、広い視野で歪のない高精細な画像が得られます。

診断用X線TV装置
X線CT装置
当院では、ドイツシーメンス社製16列マルチスライスCTを導入しております。この装置は高速で回転し、短い時間で検査が可能な最先端マルチスライスCTです。従来の装置と比較して肺の検診においては息を止める時間が大幅に短縮されます。また、細かい情報を得ることができ、腹部や関節などの3D画像(立体再構成画像)を高精細に描写することが可能です。
X線の被ばくも従来のCT装置に比べ、格段に低減されています。

X線CT装置
血管造影撮影装置
最新の血管造影撮影装置を導入し、頚部や四肢の血管に細い管を入れて血管を映し出すカテーテル検査や血管内治療を行っております。
この装置を用いたカテーテル検査によって、心臓の血管で狭くなっている位置を確認したり、四肢の血管の詰まっている位置などを探したりすることが可能です。
超音波診断装置
超音波検査は、X線検査のような被曝はなく、苦痛を伴うことがなく、簡単にできる検査です。
当院では、頸動脈エコー、腹部エコー、心臓エコー、甲状腺エコー、下肢動静脈エコーと幅広い部位に対応しております。

超音波診断装置
MRI装置
MRI検査とは、磁気を利用して体内の様子を画像化するものです。解剖学的、質的診断に極めて有効な検査です。放射線を使用しませんので、被曝の心配はありません。検査中は多少大きな音がしますが、仰向けに寝ているだけで無理なく苦痛のない検査が行えます。また、撮像したい病変、部位に応じて様々な撮像が行えます。
- T1強調画像:部位の解剖構造が描出されます
- T2強調画像:主に臓器や病変の水分が描出されます
- DWI:急性期の梗塞が協調されます
- MRA:血液の流れを描出します
当院のMRIはドイツに本社を置くシーメンス社製の高性能MRIを導入しております。たいへんに強い磁場(1.5T:地磁気の33,000倍の強度)を発生する超磁場超伝導磁石を用いる事により、高速で、しかも高精細な画像診断が可能となりました。頭部の小さな病変(腫瘍、梗塞など)や血管の状態、整形外科領域や腹部などの全身の検査診断が可能です。

MRI装置
検査部機器のご紹介
検体検査
血液・凝固検査
■血液検査(血算・血液像)
■凝固検査

血球計数装置
生化学検査
■生化学検査
■動脈血ガス検査

ディスクリート方式
臨床化学自動分析装置
■糖尿病検査
糖尿病かどうかを測る指標として血中のグルコース値(血糖値)とグリコヘモグロビンがあります。血糖値は採血時の血中の糖の量が直接分かりますが、空腹時か食後かによって値が大きく変動します。一方血中の糖がタンパクに結合したグリコヘモグロビンの値は過去3カ月の血糖値を反映しているため、この血糖値とグリコヘモグロビンの2種類を測定し糖尿病の診断の指標としています。

自動グリコヘモグロビン分析計
一般検査
■尿(定性・沈渣)検査
尿検査では尿のpH・比重や尿中に排出されるタンパクや糖、ビリルビン、ヘモグロビン、などを尿に浸すと呈色する試験紙を用い調べる尿定性や、尿を遠心分離し沈殿した成分(赤血球や白血球、円柱など)を顕微鏡で観察し腎臓・尿路系の疾患を知ることができる尿沈渣の検査などがあります。

全自動糖分析装置
生理機能検査
心電図検査
血圧脈波検査
脳波検査
呼吸機能検査
超音波検査

心電図(右)・血圧脈波検査装置(左)